【これって歯医者に行くべき? #2】冷たい物がしみる……虫歯?知覚過敏?

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冷たい水を飲んだときや、アイスを食べたときに、歯が「キーン」としみることはありませんか?

「すぐに治まるから、知覚過敏かな?」

「もしかして虫歯かも……」

歯がしみる症状は、患者さんからよくご相談いただくお悩みの一つです。

今回は、虫歯と知覚過敏の違いや、ご自宅で気をつけたいこと、歯科医院を受診した方がよい症状について分かりやすくお話しします。

「歯がしみる=知覚過敏」とは限りません

冷たい物がしみる原因として多いのが、知覚過敏です。

しかし、虫歯や歯のひび割れ、詰め物・被せ物の不具合などでも、よく似た症状が現れます。

症状だけで原因をご自身で判断するのは難しいため、同じ歯が繰り返ししみる場合は、一度歯科医院で確認してもらうことをおすすめします。

知覚過敏はなぜ起こるの?

歯の表面は、硬いエナメル質によって守られています。

しかし、歯ぐきが下がったり、強い力で歯みがきを続けたりすると、歯の根元にある象牙質が露出することがあります。

象牙質には、歯の神経へとつながる細い管「象牙細管」があります。

露出した象牙質に冷たい物や歯ブラシなどの刺激が加わると、その刺激が神経へ伝わり、「キーン」とした鋭い痛みが起こります。

一般的な知覚過敏では、冷たい物や甘い物、歯ブラシが触れたときに一時的にしみますが、刺激がなくなると比較的早く痛みが治まります。

虫歯と知覚過敏を見分ける目安

症状には個人差がありますが、次のような違いが一つの目安になります。

知覚過敏に多い症状

  • 冷たい物や甘い物が触れたときにしみる
  • 歯ブラシの毛先が触れると痛む
  • キーンとした鋭い痛みがある
  • 刺激がなくなると比較的早く治まる
  • 歯ぐきが下がり、歯の根元が見えている

虫歯などが疑われる症状

  • 同じ歯が繰り返ししみる
  • 刺激がなくなっても痛みが残る
  • 温かい物でも痛みが出る
  • 何もしていないときにもズキズキする
  • 噛んだときに痛みがある
  • 歯に穴や変色が見られる
  • 詰め物や被せ物の周囲がしみる

ただし、初期の虫歯は、目で見ても分からない場合があります。

また、歯に細かなひびが入っている場合にも、知覚過敏とよく似た症状が現れることがあります。

「すぐに治まるから大丈夫」と決めつけず、繰り返す場合は原因を確認することが大切です。

ご自宅で気をつけたいこと

歯がしみると、その部分を磨くのが怖くなってしまう方もいらっしゃいます。

しかし、磨かずに汚れが残ると、虫歯や歯周病のリスクが高まり、歯ぐきの炎症によって知覚過敏が悪化することもあります。

毛先のやわらかい歯ブラシを使い、強くこすらずにやさしく磨きましょう。

歯ブラシを大きく動かすのではなく、歯と歯ぐきの境目に軽く当て、小刻みに動かすことがポイントです。

研磨力の強い歯みがき剤を使い、強い力で長時間磨くことも避けましょう。

知覚過敏用の歯みがき剤もあります

知覚過敏と診断された場合は、知覚過敏ケア用の歯みがき剤を継続して使用することで、症状の軽減が期待できることがあります。

知覚過敏用の歯みがき剤には、次のような成分が配合されている商品があります。

  • 硝酸カリウム
    歯の神経への刺激の伝達を抑え、しみる症状を和らげます。
  • 乳酸アルミニウム
    刺激の通り道となる象牙細管を封鎖し、冷たい物などの刺激が神経へ伝わるのを防ぎます。

商品によって配合されている成分や特徴は異なります。

また、歯みがき剤を使用して痛みが一時的に軽くなっても、虫歯や歯のひび割れなどの原因がなくなったとは限りません。

繰り返ししみる場合や、以前より症状が強くなっている場合は、歯みがき剤だけで様子を見ずにご相談ください。

歯科医院ではどのような治療をするの?

歯科医院では、虫歯や歯のひび割れ、詰め物・被せ物の不具合などがないかを確認します。

知覚過敏の場合は、お口の状態に応じて、次のような対応を行います。

  • 歯みがき方法や歯ブラシの力加減の確認
  • 知覚過敏を抑える薬剤の塗布
  • 露出した部分のコーティング
  • 歯ぎしりや食いしばりの確認
  • 必要に応じた詰め物による保護

歯がしみる原因によって、必要な治療は異なります。

まずは、なぜしみているのかを確認することが大切です。

冷たい物がしみたら、一度お口の状態を確認しましょう

歯がしみる症状は、知覚過敏だけでなく、虫歯や歯のひび割れ、詰め物・被せ物の不具合などによって起こることがあります。

特に、次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 痛みがしばらく残る
  • 温かい物でも痛む
  • 何もしていなくてもズキズキする
  • 噛んだときに痛みがある
  • 症状が以前より強くなっている

さくら歯科では、歯がしみる原因を確認し、患者さん一人ひとりのお口の状態に合った治療やセルフケア方法をご案内しています。

冷たい物がしみる、歯ブラシが当たると痛むなど、気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。

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