【これって歯医者に行くべき? #6】朝、お口がネバつく…口臭や歯周病との関係

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朝起きたときに、

「口の中がネバネバする」

「朝の口臭が気になる」

と感じることはありませんか?

寝ている間は唾液の量が少なくなるため、起床時に多少のネバつきや口臭を感じることは珍しくありません。

しかし、強いネバつきが毎朝続く場合や、歯ぐきからの出血・腫れなども見られる場合は、歯周病やお口の乾燥が関係している可能性があります。

今回は、朝のお口がネバつく原因と、歯科医院へ相談した方がよい症状についてお話しします。

朝はどうして口の中がネバつくの?

唾液には、食べかすや細菌を洗い流し、お口の中を清潔に保つ働きがあります。

しかし、寝ている間は唾液の分泌量が少なくなります。

そのため、お口の中で細菌が増えやすくなり、朝起きたときにネバつきや口臭を感じることがあります。

朝だけ少し気になり、歯みがきや水分補給、朝食のあとに気にならなくなる場合は、睡眠中に唾液が減ったことによる一時的な変化と考えられます。

口呼吸やお口の乾燥も原因になります

寝ている間に口が開いていると、お口の中が乾燥しやすくなります。

特に、鼻づまりがある方や、いびきをかく方は、知らないうちに口呼吸になっていることがあります。

そのほかにも、次のようなことがネバつきや乾燥の原因になる場合があります。

  • 水分不足
  • 加齢による唾液の減少
  • ストレス
  • 喫煙や飲酒
  • 薬の影響
  • 糖尿病などの全身疾患
  • シェーグレン症候群
  • 唾液腺の病気

お薬を飲み始めてから口の乾燥が気になる場合も、ご自身の判断で服用を中止しないようにしましょう。

まずは、薬を処方した医師や歯科医師へご相談ください。

朝のネバつきと口臭の関係

起床時は唾液が少なく、細菌が増えているため、口臭も強くなりやすい時間帯です。

お口の中の細菌が、食べかすや舌の汚れに含まれるたんぱく質を分解すると、口臭の原因となる物質が作られます。

特に、次のようなものは口臭の原因になります。

  • 舌の表面につく白っぽい汚れ「舌苔」
  • 歯周病
  • 磨き残した歯垢
  • 虫歯
  • 合っていない詰め物やかぶせ物

朝の歯みがきや水分補給で改善する口臭は、生理的なものと考えられます。

一方で、歯を磨いても口臭が続く場合や、ご家族から口臭を指摘された場合は、一度お口の状態を確認してもらいましょう。

朝のネバつきは歯周病のサイン?

朝に口がネバつくからといって、必ず歯周病というわけではありません。

しかし、歯周病の原因となる細菌は、歯と歯ぐきの境目にネバネバした歯垢を作ります。

歯周病が進行すると、歯ぐきからの出血や膿、歯と歯ぐきの境目から出る液体などによって、ネバつきを強く感じることがあります。

歯周病は、初期には強い痛みが出にくく、ご自身では気づきにくい病気です。

ネバつきに加えて、次のような症状がないか確認してみましょう。

  • 歯みがきのときに血が出る
  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 口臭が続いている
  • 歯ぐきが下がってきた
  • 歯と歯の間に物が詰まりやすい
  • 歯が浮いたように感じる
  • 歯がグラグラする
  • 歯ぐきから膿が出る

このような症状がある場合は、早めの歯科受診をおすすめします。

自宅でできる朝のネバつき対策

朝のネバつきを減らすには、寝る前のお口の中をできるだけ清潔にしておくことが大切です。

寝る前に丁寧に歯を磨く

歯と歯ぐきの境目を意識しながら、磨き残しがないように丁寧に磨きましょう。

特に、就寝前の歯みがきは大切です。

夜に歯を磨かずに寝てしまうと、寝ている間に細菌が増えやすくなります。

歯間ブラシやデンタルフロスを使う

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に落とせないことがあります。

歯間ブラシやデンタルフロスも一緒に使い、歯ブラシが届きにくい部分の汚れを取り除きましょう。

舌を強くこすりすぎない

舌の汚れが気になる場合は、舌ブラシなどを使い、奥から手前へ優しく清掃します。

舌を強くこすると、表面を傷つけてしまうことがあります。

清掃は1日1回程度を目安に行いましょう。

こまめに水分をとる

水やお茶などで、こまめに水分を補給しましょう。

ただし、甘い飲み物を少しずつ長時間飲み続けると、虫歯のリスクが高くなるため注意が必要です。

口呼吸になっていないか確認する

起床時に口だけでなく喉まで乾いている方は、寝ている間に口呼吸になっている可能性があります。

鼻づまりが続いている場合は、必要に応じて耳鼻咽喉科への相談も検討しましょう。

洗口液だけでは十分ではありません

洗口液を使うと、一時的にお口がすっきりすることがあります。

しかし、歯に付着した歯垢や歯石は、うがいだけでは十分に取り除けません。

洗口液は歯みがきの代わりではなく、毎日の歯みがきを補助するものとして使用しましょう。

すでに硬くなって付着している歯石は、ご自身では取り除けないため、歯科医院での清掃が必要です。

このような場合は一度ご相談ください

次のような場合は、歯科医院で原因を確認しましょう。

  • 朝のネバつきが毎日続いている
  • 日中も口がネバつく
  • 口の乾燥が強い
  • 歯を磨いても口臭が気になる
  • 歯ぐきから出血する
  • 歯ぐきが腫れている
  • 舌の汚れが厚く付いている
  • 食べ物を飲み込みにくい
  • 口が乾いて話しにくい
  • 虫歯や歯周病の検査を長期間受けていない

歯科医院では、歯垢や歯石の付着、歯ぐきの炎症、歯周ポケット、舌の状態、お口の乾燥などを確認します。

原因を確認したうえで、歯石の除去や歯みがき方法の見直しなど、必要な対応を行います。

朝のネバつきを、お口からのサインとして考えましょう

朝のお口のネバつきは、寝ている間に唾液が減ることで起こる一時的なものもあります。

一方で、ネバつきが毎日続く場合や、出血・腫れ・口臭を伴う場合は、歯周病やお口の乾燥が隠れている可能性があります。

「朝だけだから大丈夫」と放置せず、お口からの小さなサインとして一度確認してみましょう。

さくら歯科医院では、歯周病の検査や歯石の除去、歯みがき方法の確認などを行っています。

朝のお口のネバつきや口臭が気になる方も、お気軽にご相談ください。

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